ビデオICの設計業務(3年間)
オペアンプICの設計業務(2年間)
現在はオペアンプICの設計・開発を行っています。
特に、センサーなど高い精度の要求されるアプリケーションに最適なオペアンプICの開発を担当しています。
回路設計技術者にとって一番のやりがいは、自分の設計したものがICという形になることだと思います。それが世の中に出ていき、いろんな所で使われれば、こんなうれしいことはないでしょう。
回路設計を始める時には頭の中にしかないアイデアを、試行錯誤を繰り返し実際のICとして作っていきます。その出来上がったICが設計した通りに動作しているかどうか、今まで頭の中やシミュレーションの中でしか確認できなかったものが初めて目に見えるものとして確認できるわけです。やはりこの瞬間が、期待と不安がいりまじり一番ドキドキする瞬間です。考えた通りに動作していることを確認できたときの喜びは大変大きなものです。設計の難易度が高ければ高いほど、苦労が多ければ多いほど、この喜びも大きくなり、自分自身の自信にも繋がっていきます。
自分で設計したものが形となり世の中に出ていく喜び、ぜひ味わって頂きたいものと思います。